2020.11.02

イブラヒモビッチの影響力。王はイタリアで神に!?「俺はズラタン」 

  • 西部謙司●文 text by Nishibe Kenji
  • photo by Getty Images

 ライプツィヒを率いてブンデスリーガに旋風を起こしたラングニックのサッカーは、FWも走りまくるハイパープレッシングのスタイルだ。フィールドをのしのしと歩き回る「神」との相性は最悪である。ズラタンとの契約は、ミランがラングニックを諦めたことを意味していた。

 長く不振にあえいでいたミランが、かつてクラブを躍進させたプレッシング戦法を現代に蘇らせていたラングニックを迎えるなら、歴史的な美しい必然だったかもしれない。

 だが、ひとりのイブラヒモビッチがある意味それを阻止した。ズラタンにはそれだけの魅力と威力があったわけだ。

関連記事