南野拓実の強みはどこか。競争激化でクロップ監督の采配に注目 (3ページ目)

  • 田嶋コウスケ●文 text by Tajima Kosuke
  • photo by Getty Images

 チアゴは、南野よりも後方の位置で出場するため、プレー位置が重なることは少なそうだ。ポジションが被るのはジョタだろう。新戦力の加入で、ポジション争いが激しさを増すのは間違いない。

 ただ、先述したように、3選手ともプレースタイルがそれぞれ異なる。クロップ監督は、彼らの特性を見極めながらうまく組み合わせていくだろう。

 とくに、今シーズンは新型コロナウイルスの影響で過密スケジュールとなる。ローテーションも成功のカギを握るだけに、クロップ監督の舵取りが大きなポイントになりそうだ。

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