南野拓実のリバプール1年目を
クラブOBは辛口評価も「これからよくなる」

  • 田嶋コウスケ●文 text by Tajima Kosuke
  • photo by Getty Images


 ただ、南野個人への英メディアの評価は上々で、地元紙『リバプール・エコー』は南野に7点の高い評価を与えた。

「左サイドで忙しく動き、カットインした時は常に危険だった。シュートはGKドゥブラフカに阻まれたが、ボールを巧みに使い、力強かった」と記し、「リバプールに加入してから、これまでの試合で最も印象的だった」と褒めた。

 しかし、クラブOBのマクマナマンの目には、さらなる成長が必要と映ったようだ。

 タイトルホルダーとして挑む来シーズンは、シティとユナイテッドのマンチェスター勢、チェルシーの逆襲が予想される。加入1年目の今季、南野はゴールやアシストなど目に見える結果を残せなかったが、リーグ連覇を狙う来シーズンは日本代表FWの奮起も必要になる。

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