大迫勇也へ掌返しの辛辣評価。ブレーメン1部残留でも来季は不透明 (3ページ目)

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
  • photo by AFLO

 得点にしても、レギュラーシーズンではラシカと並ぶチーム内得点ランクトップの8得点を記録している。

 そんな大迫を、フロリアン・コーフェルト監督は高く評価してきた。ファンや地元メディアが大迫に批判の矛先を向ける逆風の中でも、擁護しながら起用を続けてきたのが何よりの評価だ。

 ブレーメンは残留を決めたことで、今後は大迫の最大の理解者であるコーフェルトを続投させるのかどうかの議論が始まることになる。大迫をコーフェルトが守ったように、シーズン中、何度も解任を求められたコーフェルトを守り切ったフランク・バウマンマネージャーはこう語る。

「私にとってはなんの疑問もない。フロリアン・コーフェルトを信じているよ」
 
 バウマンらクラブ側とコーフェルトの話し合いはこれから行なわれる。2023年まで契約を残しており、残留が濃厚だと『ビルト』紙は報じている。ただし、プレーオフ終了時点でコーフェルトは去就に関する一切のコメントを拒んでいる。「コーフェルトは果たしてブレーメンでの続投を望んでいるのだろうか」と案ずるのは『ダイヒシュトゥーベ』だ。

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