2020.06.13

久保建英を「爺さん」と監督が賛辞。
現地紙はメッシと比較しての評価も

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki,
  • photo by Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIA

 攻撃的な志向の強いチームスタイルのレアル・ソシエダ、ベティスの名前は、移籍候補先として世間をにぎわしてきた。2チームともボールプレーが基本で、有力と言える。

 久保が、バルセロナのように主導権を握るチームで、存分にその能力を発揮できるのは間違いない。受け身になった時の守備など、戦術レベルは上がっているものの、やはり最大の魅力は攻撃に入った時のプレーにある。マジョルカでは24試合出場で3点を記録しているだけでなく、チーム最多の3アシストと攻撃面の貢献が際立つ。

「久保のドリブルはメッシに並ぶ」

 先日、スペイン大手スポーツ紙『アス』が、「90分間でのドリブル回数」で久保がリオネル・メッシと並び、5.4回でリーガ最多であることを記事にしている。また、リーガで10番目に多いファウルを受けており、それは「怖い選手」であることを証明する。その攻撃力は、今やリーガ有数だ。

 レアル・ソシエダは、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールを中心にポゼッションを展開し、久保にとって最適の攻撃型チームと言えるだろう。ただ、レアル・ソシエダはマドリード復帰が噂されるウーデゴールを慰留する動きがある。単純に久保と交換とはいかないかもしれない。