日本代表入りの準備OK。
ウェルメスケルケン際がオランダで急成長

  • 中田徹●取材・文 text by Nakata Toru
  • photo by AFLO


---- アヤックス、AZ、フェイエノールト、PSVと、ひと通り強豪チームと試合しました。怖かった選手はいましたか?

「1対1で対峙して怖いと感じる選手が2部リーグにいなくなり、『エールディビジでは想像を超えるような選手と出会うのか?』と思っていました。しかし、最初の数カ月で身体も順応し、自分の持ち味を磨きながらチームワークを強化したことで、今は誰に対しても恐れを感じることはないです」

---- 昨年12月のAZ戦で見せた際選手のパフォーマンスがオランダ国内で高く評価されています。

「AZには、右ウイングのケルヴィン・ステングスと、ストライカーのマイロン・ボアドゥという注目のアタッカーがいます。この試合、僕は左サイドバックでプレーし、ふたりを問題なく抑えることができました。

 とくに、ステングスについた時間が長く、AZは僕がボールを持ったところでプレスをかけて(ボールを)回収しようとしました。しかし、僕がステングスのマークをうまく剥がして逆サイドにパスを展開したり、多様な戦術を展開できたので、楽しかったです。

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