久保、乾もPCR検査を受けて練習へ。リーガ、再開へのプロセスを発表 (2ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • photo by Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIA

 これに呼応するように、サッカー界も4つの段階に分け、リーガ再開に向けて調整に入った。まずは5月6日から11日にかけ、フェーズ1と言われる個別練習が再開されるという。選手はPCR検査を受けて陰性であることが必須で、練習用具はすべて個人の持ち物、施設内では練習開始までマスク、手袋を着用する。2メートル程度の距離を取り、当然、マッサージは禁止。早く帰宅することが奨励され、自宅と練習場の往復は原則的に一人になる。

 今シーズン、スペイン国王杯決勝に進出し、リーガでも4位とチャンピオンズリーグ出場圏内にいるレアル・ソシエダは、すでに練習施設の殺菌消毒を完了している。PCR検査を受けた選手の復帰を待つだけで、早ければ5月8日から個人練習が始まるという。

 1部残留を目指すレガネスも、6日にPCR検査を予定。現在のところ、11日に練習再開予定だが、週末に繰り上げられる可能性もあるという。PCR検査の判定次第か。

 久保建英を擁するマジョルカは、公式に再開時期などについて明らかにしていない。内部情報は基本的に開示されないが、週末のトレーニング再開に向けて準備を進めているようだ。

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