2020.05.06

東京五輪出場国のバランサー、
守備的MFたち。フランスの17歳に熱視線

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • photo by PRESSE SPORTS/AFLO

 東京五輪では優勝候補の筆頭とも言われるフランスは、今やヨーロッパで一番注目されるMFエドゥアルド・カマビンガ(17歳、レンヌ)を擁する。レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督も、来季に向けて獲得を熱望しているという。

 カマビンガは、フランス代表を支えてきたクロード・マケレレやエンゴロ・カンテの系譜を継ぐセンターハーフだろう。守備センスに長け、ボール奪取数も目立って多い。アフリカ系特有のプレーリズムは独特だ。体をくねらせながら、関節を外しているかのように、手足を伸ばしてボールを絡めとる。ボールを奪った後の推進力も、弾丸が飛び出すように強烈だ。

 アフリカ代表として五輪に出場するコートジボワールの代表MFフランク・ケシエ(23歳、ミラン)は、アフリカ人特有のパワーとスピードで中盤を暴れまわる。エレガントなMFとは言えないが、フィジカルの利を生かして球際で勝利し、無骨ながら一気に相手ゴールを突くパスも見せる。チームにダイナミズムをもたらす選手だ。