ロベカルが語る久保建英「工夫が見える」。リーガ再開に向け注目点は (2ページ目)

  • 栗田シメイ●取材・文 text by Kurita Shimei

レアル・マドリードのアンバサダーを務めているロベルト・カルロス(写真:本人提供)レアル・マドリードのアンバサダーを務めているロベルト・カルロス(写真:本人提供)――日本でも緊急事態宣言が延長される方針が示されました。やむを得ず出勤する人もいますが、不要不急の外出を抑えきれていない状況です。

「感染が拡大する前、スペインでもやはり多くの人が外出していた。スペイン人の国民性は、"家でじっと過ごす"ことからはかけ離れているからね。その結果、どうなったかは周知のとおり。感染を防ぐためには、やはり家にいることがベストな選択になる。自分だけの問題じゃない。家族や友人、国を守るために必要な行為だ。ひとりでも多くの人の命を救うために、大切な人の命を守るためにも、『STAY HOME』は徹底するべきだね」

――あなたはどのように自宅で過ごしていますか?

「庭で子どもたちとボールを蹴ったり、ゲームをして遊んだりしているよ。これまでは忙しくてゲームをする時間もあまりなかったけど、あらためてやると面白いね。子どもたちと対戦したり、一緒にクリアを目指している(笑)。こんな状況だけど、家族、特に子どもたちと向き合う時間が増えたことはポジティブに捉えている」

――リーガ・エスパニョーラの再開時期についてどう考えていますか?

「いつ頃が望ましいのか判断する立場にはないけれど、6月のリーガ再開や、5月からの練習再開の許可が下りたという報道もあるように、そう遠くない未来だと思うよ。政府が発表した4段階の封鎖解除方針が、順調に進めば可能だろう。当然だけど、選手は誰ひとり手を抜くことなく再開に向けてトレーニングしていると思うよ。マドリーの選手達も個別でトレーニングに励んでいると聞いている」

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