コロナと向き合う森保ジャパン「海外組」の今。ドイツでは明るい兆しも (7ページ目)

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by AFLO


 大迫勇也が所属するブレーメンは4月6日、行政の許可を得たことで4人を1グループとして屋外でのグループトレーニングを再開した。

 もちろんボディコンタクトはなく、ソーシャルディスタンスを遵守するほか、練習場入り口でのスクリーニングも実施し、練習後のシャワーは帰宅後に行なっている。今回の行政による許可は4月19日まで有効とされ、その後は状況を見ながら許可が延長されるかどうかが決定するという。

 同じく、フランクフルトの鎌田大地は4月3日から、2部ハノーファーの原口元気は4月5日から、2部シュトゥットガルトの遠藤航は4月7日から、それぞれ少人数でのグループトレーニングを再開。彼らドイツ組はこれまで約3週間の自宅待機および個別トレーニングを続けていたが、他の海外組よりもひと足早く芝生の上に戻った格好だ。

 4月末までの延期を決めているブンデスリーガも、現在は5月上旬の再開に期待が高まっている。まだ予断を許さないとはいえ、苦境脱出の先頭を切る可能性は濃厚だ。

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