コロナと向き合う森保ジャパン「海外組」の今。ドイツでは明るい兆しも (6ページ目)

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by AFLO


 ポルトガルのポルトに所属する中島翔哉とポルティモネンセの権田修一も状況は同じで、現在も自宅トレーニングを続けている。ちなみに中島が最後にプレーしたのは、3月7日のリオ・アヴェ戦(フル出場)。権田は3月6日のブラガ戦で、4戦連続フル出場を果たしていた。

 ベルギー組では、ゲンクの伊東純也、シント・トロイデンのシュミット・ダニエル、セルクル・ブルージュの植田直通らが外出禁止令の中で自宅トレーニングを続けていたが、4月2日にリーグ側がシーズンの打ち切りを発表。4月15日の総会で承認された場合、現在首位のクラブ・ブルージュの優勝が決定する。

 だが、これに対してUEFAは決定を撤回することを要求しており、予断を許さない状況が続いている。ちなみに、ゲンクの伊東は3月30日に柏レイソルから完全移籍することが決定。クラブと2023年6月までの契約を結んでいる。

 一方、これまで紹介した国々とは対照的に、一定レベルで感染の拡大を抑えているドイツでプレーする代表選手たちには、ここにきて明るい兆しが見え始めている。

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