コロナと向き合う森保ジャパン「海外組」の今。ドイツでは明るい兆しも (4ページ目)

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by AFLO


 感染者数がイタリアを越えてしまったスペインも、ほぼ同じ状況だ。3月23日にラ・リーガとスペインサッカー連盟は、リーグ戦の再開を無期延期としている。

 そんななか、3戦連続の先発出場でスタメンを取り返していたマジョルカの久保建英は、3月12日に最初のリーグ戦延期が発表されてからは自宅での個別トレーニングを続けている。

 4月7日には初めてテレワークによるチーム合同練習を実施。オンラインビデオ通話を活用して、ビセンテ・モレーノ監督がストレッチや体幹トレーニングに励む各選手の様子をチェックするというスタイルのトレーニングを行なった。

 同じく、3月10日のレアル・ソシエダ戦でフル出場を果たしたエイバルの乾貴士と、3月7日のアルメリア戦にフル出場した2部デポルティーボ・ラ・コルーニャの柴崎岳も、現在は自宅での個別トレーニング中。政府からの外出禁止令が解かれるまで、チーム練習ができない状況が続いている。

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