2020.04.11

久保建英はマドリディスモの歴史に
名を残すか。レアルは世代交代が急務

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • photo by Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIA

 クラブは次世代のフランス人選手にも触手を伸ばしている。

 17歳のエドゥアルド・カマビンガ(レンヌ)は、獲得候補リストの上位にいるようだ。守備的MFで、とにかくボール奪取力に優れる。フランスには伝統的に、マルセル・デサイー、クロード・マケレレ、エンゴロ・カンテなど、フィジカルを生かした守備を得意とする選手が多いが、その系統だろう。カゼミーロの後継者か。

 16歳の攻撃的MFライアン・チェルキ(リヨン)は、すでにトップでの経験を重ねている。現役時代のジダンを彷彿させるボールテクニックを持つ。マルセイユルーレットも得意技。ジダンのラブコールを受けたことで、レアル・マドリード行きを熱望していることを公言している。

 そして21歳のセンターバック、ダヨ・ウパメカノ(ライプツィヒ)はすでに欧州中が注目する逸材である。トップスプリンターで、簡単にアタッカーとの勝負を制してしまう。インターセプトのうまさも随一で、とにかく弱点がない。若手センターバックとしては1,2を争う万能さで、セルヒオ・ラモスの後釜になるのではないか。