エムバペに続く「至宝」も。
ビッククラブが狙う仏産「金の卵」たち

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by AFLO


 早くもレアル・マドリードを筆頭とするビッグクラブから熱視線を浴びるカマヴィンガのキャリアは、まだ始まったばかり。現状、クラブはその才能をプロテクトする構えで、今後しばらくはレンヌにとどまることが規定路線と言われている。

 果たして、ブルターニュ地方で産み落とされた金の卵は、期待どおりフランスサッカーの将来を担うビッグネームへと成長を遂げるのか。今シーズンのリーグ・アン最大のヤングスターから目が離せない。

 カマヴィンガ以外にも、今シーズンのリーグ・アンではボランチとCBを兼務するパリ・サンジェルマンのタンギ・クアシ(17歳)、彗星のごとく現れたリヨンのFWラヤン・チェルキ(16歳)といった早熟の若手タレントが続々とデビュー。黄金色に輝くフランス産の卵は、まだしばらく尽きることがなさそうだ。

7 / 7

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る