本田圭佑に朗報。ボタフォゴ契約延長と人気を証明するデータがある (2ページ目)

  • リカルド・セティオン●文 text by Ricardo Setyon
  • 利根川晶子●翻訳 translation by Tonegawa Akiko

「オリンピックは来年に延期されたが、問題ない。これからは君たちのためのプレーに集中できる」

 オリンピックがあったらボタフォゴには集中しなかったのか。この発言も、クラブよりも代表ファーストが感じられ、ボタフォゴサポーターにとってはまたまた微妙なものだったが......。

 そんな本田に朗報がもたらされた。ボタフォゴが2021年の12月までの、本田の契約延長を準備しているというのだ。この話がまとまれば、ボタフォゴは中盤に本田というストロングポイントを持ち続けられるし、本田はブラジルのセリエA(1部)でプレーし続け、目標であるオリンピック出場に夢をつなげられる。どっちにとってもいい話だ。正式なオファーが早々にされる見通しで、そうすれば、リーグがいつ再開されても、本田は落ち着いてプレーすることができるだろう。

 報酬などの条件はほぼ現状のままのようだ。つまり、月15万レアル(約300万円)が基本で、ゴール、勝利、タイトル獲得ごとにボーナスが出て、その上限は50万レアル(約1000万円)といわれている。契約は2021年のシーズン終了までとなっている。もちろんオリンピック出場に関する条件もそのままだ。

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