監督収入ランキングが示す欧州サッカーはバブル真っ只中という事実 (6ページ目)

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by AFLO


 ちなみに、5位にランクされたモウリーニョの推定収入は2300万ユーロ(約27億5000万円)。そのうちトッテナムが支払う報酬は1650万ユーロ(約20億円)で、これはクロップと同額。それに、アディダスなど各社からのスポンサー収入と、トッテナムの監督に就任する前にスカイスポーツなどで務めた解説者としての収入を加えた金額になっている。

 以下、トップ10には、6位=ジヌディーヌ・ジダン(レアル・マドリード)、7位=エルネスト・バルベルデ(前バルセロナ監督)、8位=ファビオ・カンナバーロ(広州恒大)、9位=マッシミリアーノ・アッレグリ(前ユベントス監督)、10位=ラファエル・ベニテス(大連一方)といったお馴染みの名前が名を連ねる。

 果たして、来年に発表される監督収入ランキングはどのような変動を見せるのか。そこに名を連ねる監督の名前はもちろん、その報酬額の変化も注目される。

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