長谷部、鎌田のフランクフルト、無観客でEL完敗。ブンデスも中断へ

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
  • photo by AP/AFLO

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、ついにブンデスリーガも中断が決まった。期間は今週末から4月2日までで、第26節と第27節の2節が対象。UEFA主催の試合も同様で、来週行なわれる予定であったチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦のそれぞれ第2戦も、同様の措置が取られている。

無観客試合となったバーゼル戦に敗れたフランクフルトの鎌田大地、長谷部誠ら無観客試合となったバーゼル戦に敗れたフランクフルトの鎌田大地、長谷部誠ら 日本人選手に関して言えば、原口元気(ハノーファー)が2週間の自宅待機を余儀なくされたことが話題になっている。チームメイトのDFティモ・ヒューバースが7日、ハノーファー近郊のヒルデスハイムで行なわれたイベントに参加。このイベント参加者のなかに感染者がいたことがわかった。11日に全選手、スタッフを検査したところ、DFヤネス・ホルンの感染が確認。これにより12日から全選手が14日間の自宅待機に入った。クラブによれば、ヒューバース、ホルンともに発症はしていないという。

 ドイツでは感染者の増加が緩やかだったこともあり、サッカー界では先週まで具体的な対応は取られていなかった。

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