堂安律と板倉滉が明かす。森保監督との対話とコロナウイルスの影響 (6ページ目)

  • 中田徹●取材・文 text by Nakata Toru
  • photo by AFLO


「大事なイベントが小・中・高であるなか、この時期に学校が休校になっていると聞くと、僕たちが中学生や高校生の時にそれやったら嫌やなと思う。取り戻せない時間なので、すごく同情しますね」

 取材を終えてから3日後、状況は時々刻々と変わる。

 オランダでも、とくに北ブラバント州を中心にコロナウイルスが広がりつつある。今週末のオランダリーグのうち、北ブラバント州で行なわれる1部リーグ3試合、2部リーグ2試合が中止になった。そのなかには、PSV対エメン、RKC対フローニンゲンが含まれており、堂安も板倉も試合がなくなった。

 3月11日の『デ・テレフラーフ』紙では、エース記者のバレンタイン・ドゥリ--センが「今はすべての試合を延期すべき」と論陣を張っている。何よりも大事なのは、人々の健康だ。オランダリーグは今、決断が迫られている。

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