堂安律と板倉滉が明かす。森保監督との対話とコロナウイルスの影響 (4ページ目)

  • 中田徹●取材・文 text by Nakata Toru
  • photo by AFLO


「テオ(ゼーファイク)とマイク(テ・ウィーリク)がガツガツと律にいっていましたが、やっぱり律がボールを持つとチャンスを作られるんじゃないか、という怖さはあります。ただ、そこをやらせないようにするのが僕の仕事なので。

『絶対にカットインからのシュートはやらせちゃダメだ』と思いながらやっていました。だけど、楽しいですね。こうやって律と一緒に試合に出てやれることは。次は絶対に勝てるように、個人としても成長したいなと思いました」

 コロナウイルスの影響によって、3月下旬に予定されていたW杯アジア2次予選が延期となった。

「この3月の10日間、チームメイトと『やれることをすべてやろう』と話していたし、みんなやることが山積みだったので、それができないのは森保さんもすごく悲しんでいると思います」(堂安)

「前回のコロンビア戦(0−2の完封負け)やタイ(U−23アジア選手権。日本はグループリーグ敗退)の結果で、今回の3月に対する気持ちはすごく上がっていました。ここで集まって高めていかないといけない場だと思っていたので、なくなってしまったのは残念です」(板倉)

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