堂安律と板倉滉が明かす。森保監督との対話とコロナウイルスの影響 (3ページ目)

  • 中田徹●取材・文 text by Nakata Toru
  • photo by AFLO


 オランダに来て板倉が感じているのは、「オランダリーグには、いろんなタイプのストライカーがいる」ということ。たとえば、昨年9月にアウェーでPSVと対戦した時には、スピードとパワーを兼ねたドニエル・マレン(現在ケガで長期離脱中)とステーフェン・ベルフワイン(現トッテナム・ホットスパー)という規格外のふたりがいた。

 そして今回、板倉が対峙したのは、昨季ヘーレンフェーンでブレイクし、今季PSVにレンタルバックされた長身の万能型FWサム・ラマースだった。こういった個性的なストライカーとバトルを繰り広げるのは「楽しいですね」と板倉は言う。

「スピードで勝負するFWもいれば、今日みたいに器用でポストプレーもできて、ボールを運べて身長もある選手もいる。いろんな相手と対峙できるのはプラスなこと。ただ、DFはどんな相手であっても抑えられないとダメなので、楽しみつつも勝負にこだわってやっています」

 フローニンゲンの元同僚、U−23日本代表のチームメイトである堂安と戦ったことはどうだろうか。

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