2020.03.11

試合勘の鈍ったモウリーニョは
どこへ行く? 格下ライプツィヒに完敗

  • 杉山茂樹●文 text by Sugiyama Shigeki
  • photo by Reuters/AFLO

 結局、スコアは3-4でアタランタの勝利。合計スコア8-4でベスト8入りを決めた。ちなみにイリチッチはこの第2戦で4点を記録。CL史上、過去に1試合5ゴールを挙げたことがあるリオネル・メッシ(バルセロナ、2011-12シーズンのレバークーゼン戦)、ルイス・アドリアーノ(シャフタール、2014-15シーズンのバテ戦)に次ぐ、通算3位タイの記録になる。

 もうひとつ知っておくべきは、アタランタの多国籍性だ。この日、途中交代を含めて出場した選手14人の国籍数は11に及ぶ(イタリア人、オランダ人、アルゼンチン人が2人ずつ。他はアルバニア、スイス、ドイツ、スロベニア、クロアチア、ウクライナ、フランス、コロンビア)。

 CLには多国籍化したチームが目につくが、ここまでバラエティに富んだチームも珍しい。サッカーの傾向をひと言で表現しにくい、いい意味でつかみどころがないチームに見える。採用する3-4-3の布陣にしても、一見、守備的サッカーに見えるが、実際は攻撃的サッカー色が強かったりする。まさに臨機応変。総合力は低いが、伏兵らしいカメレオンのようなチームだ。