2020.02.18

ケガ人続出のアトレティコを、チーム最大の
武器が大一番で後押しする

  • 高橋智行●文 text by Takahashi Tomoyuki
  • photo by Getty Images

 また集中力がゲーム終了まで続かない試合が多い。これまでは1点さえ取れば堅固な守備を披露し、ほぼ勝利を掴みとっていた。しかし今季は、リーガ12試合で先制点を決めながらも、バレンシア戦を含み4試合で同点に追いつかれている。

 と、ここまではネガティブな要素ばかり挙げたが、ケガ人復帰はポジティブな要素だ。2月4日のリーガ23節グラナダ戦では、キーラン・トリッピアー、アリアス、ホセ・ヒメネス、エクトル・エレーラ、ジエゴ・コスタ、ジョアン・フェリックス、アルバロ・モラタの7選手が負傷欠場した中、ケガから回復した大黒柱のコケがアンヘル・コレアのゴールをアシスト。公式戦5戦連続未勝利だった悪い流れを断ち切った。

 続くバレンシア戦ではアリアスがスタメン出場、モラタが35分間プレーし、ヒメネスがベンチ入りした。とくに守備の要であるヒメネスの復帰は、強力なリバプール攻撃陣と対峙するための重要な要素となるだろう。

 また、バレンシア戦で挙げたマルコス・ジョレンテやトーマスらMF陣のゴールは、チームに新たな可能性をもたらし、リバプール戦に向けたいい流れを感じさせている。