吉田麻也が南野拓実にエール「こういう時が一番、選手として伸びる」 (2ページ目)

  • 田嶋コウスケ●取材 text by Tajima Kosuke
  • photo by AFLO


 だが、当時プレミア昇格1年目のサウサンプトンは、強豪アーセナル相手に大苦戦。吉田もコートジボワール代表FWジェルビーニョ(現パルマ)らのスピードに苦しんだ。チームはシュートをひたすら浴び、1−6の屈辱的な大敗を喫した。

 吉田に7年半前の入団時のことを聞いてみると、「みんな速くて、強くて、うまいって思いましたよ」と振り返る。そして、リバプールに加入した南野について話が及ぶと、「僕が受けた衝撃以上のものを今、感じていると思います」と語った。

 南野が途中交代で出場したウルバーハンプトン・ワンダラーズ対リバプール(1月23日)戦をテレビで観戦したという吉田は、次のように言葉をつないだ。

「ウルブス対リバプール戦を見ました。まず(南野は)スピードに慣れないといけない。リバプールはとてもスピードが速いですから。プレーを見てもらったらわかると思いますけど、他の選手のスピードやテンポに、まずアジャスト(適応)することが一番だと思います。

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