久保建英と対決へ。岡崎慎司、チームは最下位で1部残留へ正念場 (3ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • photo by Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIA

 パチェタは過去にオビエド、カルタヘナ、エルチェなどをシーズン途中で率い、いずれも順位を上げ、好成績を収めている。「1試合、1試合」がモットーで、効率や結果を重んじ、モチベーターとして定評がある指揮官だ。

 新生ウエスカにとって、ヘタフェ戦はいきなり正念場となるだろう。ヘタフェは13位だが、負ければ降格圏に逆戻り(ウエスカとの勝ち点差は8)する。拮抗した消耗戦になるか。ウエスカは左からの攻撃がセールスポイントだが、諸刃の剣で、守備に脆さがある。そこをヘタフェは久保が差し込めるか――。そして岡崎にとっては、少ないチャンスを決めることが使命となるはずだ。

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