本田圭佑、ボランチでの満足度は50点。自らチームの戦術を解説 (4ページ目)

  • 中田徹●取材・文 text by Nakata Toru
  • photo by AFLO



「そこで、じゃあ(ポゼッションを)放棄してロングボールを蹴り、セカンドボールを拾いにいくプレーをするべきかと言ったら、そうじゃないと思っているんで。(パスを)受け続けようというポジショニングを取りながら、僕にマンツーがついてきた場合、『(4−2−3−1の)ヘーレンフェーンの2列目(発言ママ。3列目と思われる)と最終ラインのギャップにボールをつけよう』というメッセージを常に与え続けていたんです」

 フィテッセにとって、新監督探しの時間はない。週末のフェイエノールト戦は、リザーブチーム監督のジョセフ・オースティングが暫定監督として指揮を執ることになった。

 スルツキ監督の「ボルゴ・カテナチオ」から「ホーラント・スホール(オランダ派)」への移行は、たった2試合で終わった。「志半ば」と言うには、あまりに短すぎた。

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