勝っても晴れないバルサの暗雲。
次期監督候補の名前が取り沙汰

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • 藤田真郷●写真 photo by Fujita Masato

「12月にガジャルドはバルサの監督になる」

 アルゼンチンの名将クラウディオ・ボルギが暴露し、一時は騒然となったが......。

 ただし、バルサがバルサであり続けるためには、やはりシャビ・エルナンデスの監督としての復帰が待望されている。

 シャビは今年5月末から選手として所属していたアル・サッドで監督業をスタート。アジアチャンピオンズリーグでは、準決勝で惜しくも敗れた。しかしそのサッカー論は飛び抜けて優れており、カタール代表は2019年アジアカップで優勝するなど、その影響は同国のサッカー界全体に及んでいる。

 英雄の帰還が待ち遠しい。それがバルサファンの素直な気持ちなのだろうが......。
 
 11月27日、チャンピオンズリーグ第5節。バルサは本拠地カンプ・ノウでドルトムントとグループ首位をかけて戦う。

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