レアル、バルサはCLで格下に辛勝。
序盤はスペイン勢の低調がやばい

  • 杉山茂樹●文 text by Sugiyama Shigeki
  • photo by Reuters/AFLO

 レアル・マドリードとバルサ。レバークーゼンに1-0で勝利したアトレティコ・マドリードも、ジョアン・フェリックスをケガで欠いたこともあるが、辛勝だった。もう1チームのバレンシアに至っては、H組でアヤックス、チェルシーに先行を許し3位に甘んじている。スペイン勢の出来は総じて芳しくない。

 スペインはリーグランキングで、2位イングランドにじわり詰め寄られている。今季も昨季と同じプレミア勢が優位の展開になると、近い将来、逆転される可能性が高まる。両者の関係は今季の見どころのひとつと言えるが、CLのグループリーグ前半を終えた段階で言うならば、流れは変わっていない。

 スペイン対イングランド、リーガ勢対プレミア勢。この戦いは今後どう推移していくか。この点にも目を凝らしたい。



4 / 4

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る