2019.09.02

久保建英、画期的リーガデビューも
ほろ苦い15分。攻撃に絡めず

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
  • photo by Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIA

 試合後、マジョルカの広報担当者は、クラブが指定する数名の選手以外の取材を許可しなかった。久保の取材も許可されなかったため、本人の心境はわからない。ただ、うつむきがちに取材エリアを通り過ぎ、バスに乗り込んだ。試合に敗れたにもかかわらず、他の選手が堂々と取材エリアを通り、スタジアムの外でファンへの対応を行なっていたのとは対照的だった。

 日本人では最年少となる18歳での欧州4大リーグデビューは画期的だ。だが本人にとって、それはほろ苦いものだったのかもしれない。デビューしただけで満足できるはずもないだろう。久保のスペインでの戦いは、まだ始まったばかりだ。

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