2019.08.09

移籍期間終了。今季プレミアリーグの
優勝オッズから見える勢力図

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by AFLO

 トップ6では最多となる「54失点」を喫したマンチェスター・Uは、DFとしては史上最高額の8000万ポンド(約103億円)の移籍金でイングランド代表DFのハリー・マグワイア(前レスター・シティ)を獲得した。そのほか、攻撃的SBのアーロン・ワン=ビサカ(前クリスタル・パレス)や、21歳アタッカーのダニエル・ジェームズ(前スウォンジー・シティ)を迎えたが、それでも優勝争いに加わるには戦力不足の印象が拭えない。

 オフの間に移籍希望を明らかにしたポール・ポグバが残留したとはいえ、しばらく"騒動"が収まるようには思えない。ピッチ内外を含めて、オーレ・グンナー・スールシャール監督には難しい舵取りが求められそうだ。

 そのマンチェスター・Uとほぼ同数の「52失点」を許したアーセナルは、チェルシーからDFダヴィド・ルイスを獲得して守備のテコ入れを行なった。左SBには、セルティックからスコットランド代表DFのキーラン・ティアニーを補強。後方部を固めると、前方にもリールからFWニコラ・ペペ、MFダニ・セバージョス(レアル・マドリードからレンタル)の人気銘柄を獲得し、陣容の刷新を図った。

 今オフのアーセナルは、MFアーロン・ラムジー(ユベントス)、DFローラン・コシエルニー(ボルドー)、MFアレックス・イウォビ(エバートン)と、主力の放出も多かった。それだけに、ウナイ・エメリ監督の大胆なオペレーションが吉と出るかどうかが成否を分けそうだ。

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