2019.07.19

久保建英と安部裕葵の主戦場。
スペイン「2部B」のレベルは?

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • 中島大介●写真 photo by Namashima Daisuke

 一方のバルサBは昨シーズン、グループ3で8位と期待を裏切ることになった。UEFAユースリーグ(ユース年代のチャンピオンズリーグ)優勝メンバー中心で挑んだが、成績は低迷。ただし、ルシア・ピミエンタ監督は続投が濃厚と言われる。今シーズンは第2節で、2部から降格してきたヒムナスティック・タラゴナ(かつて鈴木大輔が所属していた)と、新設のヨハン・クライフ・スタジアムで戦う。過去に1部の経験のあるエルクレスや、育成に定評のあるビジャレアルBなど、群雄割拠を勝ち抜けるか。

 カスティージャとバルサBのチームとしての強化の難しさは、シーズン中にも選手の顔ぶれが目まぐるしく変わる点にある。活躍した選手はトップ昇格、もしくは移籍するため、継続性は望めない。プレシーズンを始動しても、たとえばトップチームの北米ツアーや日本ツアーに数名が帯同する。実際、久保は連日、北米遠征での様子が伝えられているし、安部も日本での親善試合に参加する予定だ。

「セグンダB」の開幕は、1部リーグより1週間遅い8月25日。生き残るための戦いが火蓋を切る。

関連記事