実績は久保建英より上。東京五輪にやって来る欧州の若きスターとは? (4ページ目)

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki
  • photo by Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIA

 過去、ロンドン五輪で日本とも対戦したスペインでは、FWアドリアンら、前年のU-21ヨーロッパ選手権時点で23歳だった選手をオーバーエイジ枠で加えることで、五輪本番でも予選から継続したチーム編成を行なった。つまりは、セバージョスが同様の形で五輪に出場する可能性もあるだろう。

 とはいえ、最終的には東京五輪出場を決めた各国協会の判断次第。そもそも各選手の所属クラブの協力を得て、ベストメンバーの編成ができるかどうかもわからない。現段階で、細かな出場資格の違いを気にしても仕方がないのかもしれない。

 まず注目すべきは、東京行きのキップを手にするのはどこの国なのか。開催国の日本を除けば、その第1号が決まるのは現地時間6月22日。ポーランド、イタリア、スペインのいずれかが、勝ち名乗りを上げる。

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