乾貴士、リーガ通算99試合出場。古巣との対戦で「幸せな時間」を語る (3ページ目)

  • 山本孔一●文 text by Yamamoto Koich
  • photo by Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIA

 やはりアラベスよりベティスでやりたいのではないか。最後にそんな質問をすると、「今はアラベスで精一杯やるしかない。出られていること、使ってもらっていることにすごく感謝している。サッカー選手としてそれが一番幸せなことだと感じています」という答えが返ってきた。

 選手にとっての最大の喜びは、ピッチの上でボールを蹴れること。そんな幸せを、乾は古巣ベティスとの対戦であらためて感じていた。次節ホームでのセルタ戦で、日本人選手として初めてリーガ・エスパニョーラ100試合出場を達成する。「幸せな時間」はこれからもっと増えていくだろう。

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