武藤嘉紀の同僚・ベネズエラ代表FWがコパ・アメリカに出る日本に助言

  • 井川洋一●取材・文text by Igawa Yoichi photo by Getty Images

 しかしロンドンの負傷が癒え、11月3日のワトフォード戦ではふたりの同時先発が実現。しかもそこで今季初勝利を手にしている。武藤はその試合で負傷し、ハーフタイムに交代したが、新たなパートナーをロンドンはどう見ているのだろうか。

「うまくやっているよ。僕らは似た境遇にあるんだ。武藤と僕は今シーズンからニューカッスルに加入し、ポジションも同じフォワードだ。1年目同士、ピッチの内外で助け合っているよ。ただ僕はすでにプレミアリーグで3シーズンを過ごしているけど、彼はドイツからやってきて、プレミアリーグには今季にデビューした。だから当然、順応する必要がある。彼自身、イングランド(のリーグ)は簡単ではないと言っていたけど、日を重ねるごとにどんどんよくなっている。彼は間違いなく、プレミアリーグで大きなインパクトを与えることができるようになるさ」

 日本との接点を持つストライカーはそう言って、笑顔で握手に応じた。ロンドンと武藤が前線から牽引するニューカッスルにも、引き続き注視していきたい。

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