2018.07.22

W杯のVARや日本について
外国人記者が放談!「日本は経験不足」

  • 栗原正夫●文 text by Kurihara Masao photo by Sano Miki

「ブラジルは、前回1-7とドイツに大敗していただけに、誰もがドイツとの再戦を恐れていたんだ。それが、決勝トーナメントに進めないなんて......」(ブラジル『UOL』のラビエリ・ダニーロ記者)

「私は大会前から、強豪国のなかであまりよくないのはどこかと問われれば、ドイツと答えていたんだ。なぜかといえば、ひとつの世代の終わりが近づいているのを感じていたからね。ただ、初戦のメキシコに敗れたのはやむを得なかったとして、第3戦で韓国に敗れるとはね......。まあ私にとっては準々決勝でベルギーが優勝候補のブラジルを破ったことが、それ以上のサプライズとなったけど」(ベルギーの日刊紙『La Derniere Heure』のミシェル・フランケン記者)

 当のドイツの記者は自国の敗退をどう見ていたのか。

「正直、ベスト4に残れないなんて思ってもみなかった。サプライズが多い大会になったとはいえ、これ以上の驚きはなかったはずだ。なぜ敗退したか? ハングリーさを欠いていたことも否めないが、ミロスラフ・クローゼ、バスティアン・シュバインシュタイガー、フィリップ・ラームが去って、4年前と比較してチームは小粒化し、真のリーダーが不在だった。

 トニ・クロースがチームを引っ張ってはいたが、トーマス・ミュラーの調子が上がらず、彼ひとりに負担がかかりすぎていた。メスト・エジル、サミ・ケディラ、ジェローム・ボアテング......経験ある選手はほかにもいたが、彼らのパフォーマンスにはがっかりするばかりだった」(ドイツの日刊紙『Fuldaer Zeitung』のクリスチャン・ハリング記者)