2018.06.18

W杯番長3人が対戦3カ国の弱点を発見。
日本の16強入りは十分ある

中山 心配なのは、日本は南米のチームを苦手としている点でしょうか。彼らは試合中に予想外のことが起こっても、その状況によって修正する判断力を持つ選手が揃っています。

 それと、日本の最終ラインの選手は、ラダメル・ファルカオ、ハメス、ファン・クアドラードのような狡猾なアタッカーたちの駆け引きに負けてしまわないように気をつけなければいけません。

 このような要素を考えると、やはり日本にとっては今回対戦する3チームの中でも最も難しい相手だと思います。

12日のパラグアイ戦は勝利した日本代表だが...倉敷 南米のアタッカーを苦手とする日本。代表的な例がブラジルのネイマールのアプローチです。4回の対戦で8ゴールとお得意様にされていますが、いつも点の取られ方が同じなのが癪(しゃく)です。

 目の前にボールをさらされると日本のDFは飛び込まずにブロックを作るだけなので、個人技で上回る選手はイニシアチブを得て、楽々と攻略してしまうわけです。コロンビアも日本DF陣には同じ印象を持っているでしょう。ボールを奪い返さなければ相手の攻撃は終わらない。小澤さん、南米勢にはどのような対策が必要でしょうか?

小澤 基本的にはきちんと1対1を作って対応することが前提になるでしょうね。ただ、自分たちの想像を超えたプレーをされた時にどうするのかという問題が出てきますから、その場合を想定して、きちんと自分のエリアにおいては1対1でマークする相手にタイトに付くという方法が、僕は日本人選手には合っていると思います。

 できるだけ引いて守って、というやり方だと、カウンターを狙っても距離が長く成立しにくいですし、勝ち点1を獲得することさえ難しいのではないでしょうか。

 やはり相手のCBが狙い目だと思うので、両SBができるだけ高い位置をとって、CBの2人に対して高い位置からプレスをかけて、ショートカウンターからゴールを目指すような戦いに持っていってほしいと考えています。