2018.06.12

メッシは輝けるか。FIFAより詳しい3人が
W杯グループリーグを分析

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倉敷 ウルグアイのオスカル・タバレス監督にとっては今大会が自身4度目のW杯での采配ですが、おそらく最後です。偉大な監督の花道はどんな形で締めくくられるでしょうね。

中山 ルイス・スアレスやエディンソン・カバーニを筆頭に、タレントが多いですね。そういうスター選手をタバレス監督がうまくチームとしてまとめている印象があります。

倉敷 ここで、このグループの各チームの移動距離を整理してみたいと思います。まず、ロシアが3試合で3512キロ、サウジアラビアが6510キロ、エジプトは何と1万1774キロ、ウルグアイが6627キロ。さすがに開催国、ロシアが断然有利な感じですね。

中山 しかも、ライバルと目されているエジプトが最もハードな移動を強いられます。エジプトの移動距離は出場32カ国の中でも最長です。エジプトが希望してキャンプ地をエカテリンブルクにしたのかはわかりませんが、こういった点もロシアにとって有利な状況であることは間違いないと思います。

倉敷 いろいろな視点から開催国ロシアが決勝トーナメントに勝ち進むプランには注目したいですね。小澤さんはグループAについてはいかがですか?

小澤 アジア最終予選で日本と試合をした時のサウジアラビアは、かなりいい内容のプレーをしていましたので、監督がファン・アントニオ・ピッツィに代わってどのように変化したのか、そこは楽しみにしたいと思っています(予選時は現オーストラリア代表のベルト・ファン・マルヴァイク監督が指揮を執っていた)。ただ、サウジアラビアは世界大会になると少し内弁慶になってしまうところが気になるところでしょうか。

倉敷 なかなか結果を残せないアジア勢の仲間として応援したいですね。では次にグループBです。小澤さんからお願いします。