2018.06.06

セネガル番記者はハリル解任に驚き。
「負ければ会長の責任問題では」

  • 栗原正夫●文 text by Kurihara Masao photo by AFLO

 かつてプレミアリーグのニューカッスルやチェルシーで活躍したFWデンバ・バは、2015年に中国の上海申花へ移籍して以降、長くケガに苦しめられてきた。しかし、今年1月にギョズテペに移籍すると13試合で7ゴールと結果を出した。4月にはシセ監督が招集を示唆したこともあったそうだが、最終的には見送られたという。日本にとってはもし長身FWデンバ・バがいれば、厄介な存在になっていたと思われるだけに、果たしてシセ監督の判断がどう出るか、興味深い。

 ビルボール氏によれば、セネガルのチームスタッフは、コロンビアやポーランドと同様に日本のことも警戒しているとのこと。試合が近づけば日本対策についてもチーム内で共有されることになるだろう。だが、現時点でセネガルの選手が日本について細かくコメントすることはないという。

 日本代表が3月に行なった欧州遠征の結果も、セネガルのメディアに大きく報道されることはなかった。ただ、ハリルホジッチ前監督の解任のニュースは、インパクトが強かったようだ。

「そもそもテストマッチは選手やシステムを試す場だし、日本にはケガ人も何人かいたはずだから、そこまで本大会に向けて参考になるようなものではなかったと思う。一方で、驚いたのはハリルホジッチの更迭だ。

 監督と選手との関係がうまくいっていないことはニュースなどで伝わってきていたが、W杯開幕を2カ月後に控えたなかでの指揮官交代は相当リスクがある。日本はハリルホジッチの指揮のもとでアジア予選を突破したわけだし、ここまで引っ張ったのならクビを切るのではなく、指導の仕方をもう少し柔軟にしてもらうなどの処置はできなかったのかと考えてしまう。