2018.06.06

セネガル番記者はハリル解任に驚き。
「負ければ会長の責任問題では」

  • 栗原正夫●文 text by Kurihara Masao photo by AFLO

 その点を考えれば、日本の左サイド(セネガルの右サイド)深い位置からの攻撃はひとつ生命線になるかもしれない。もちろん、その後ろではマネと長友のマッチアップが見られるだろうし、マネに簡単にスペースを与えるようだと、日本はそもそも攻撃どころではなくなってしまう。身体能力の差を考えれば、日本がコンディションを万全にして臨めるかどうかも重要だろう」

 セネガルは5月31日にルクセンブルクとテストマッチを行ない、チャンピオンズリーグ決勝を戦ったばかりのエースのマネらを欠いて0-0で引き分けた。このあとはクロアチア(8日)、韓国(11日)と戦いながら調整し、本番に備えるとのことだが、チーム状況はどうなのか。

「3月の代表ウィークはウズベキスタン、ボスニア・ヘルツェゴビナと戦い、1-1、0-0でともにドローだった。

 4-4-2の布陣を使ったこともあるが、ロシアでの本大会では予選を戦ってきた3-5-2や4-3-3のシステムが基本になるだろう。アリウ・シセ監督はまずしっかり守ることに重点を置いており、メンバーのなかにはクラブでレギュラーでない者もいるが、予選を戦った多くの選手を信頼している。その証拠に、トルコのギョズテペ・イズミルで華麗な復活を遂げたベテランFWデンバ・バの招集も見送った。

 現在のところ、チームにケガ人は出ていないため、メンバーを追加で招集する必要もなさそうだ。テストマッチの結果だけを見れば芳しくないが、テストマッチはあくまでテストマッチ。セネガルにとってW杯初出場だった2002年日韓大会でも、誰もが初戦でフランスに勝利するとは思っていなかっただろうし、結果的にはベスト8まで勝ち進んだ。蓋を開けてみなければわからないのがセネガルだ」