2018.05.16

ブンデス日本人8選手を採点。
武藤、伊藤は合格も、代表常連たちは…

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko 千葉格/アフロ●写真photo by AFLO

「照準は6月19日(W杯のコロンビア戦)か」と聞くと「そうだ」と断言。一方で、この4年間を総括するなかで、すでに去っていったチームメイトの名を出す様子などは、今後の何らかの動きを示唆するようでもあった。


浅野拓磨(シュツットガルト)【5.0】

 ドイツでの2シーズン目は傷心の1年となった。チームが2部だった昨季はリーグ戦26試合に出場、4得点をあげている。1部に昇格した今季も、前半戦は15試合に出場して1得点。しかし、後半戦に入ってからの出場は0。終盤には二軍戦で4部リーグの試合に出場している。

 シュツットガルトは結局7位になった。出場機会を失ったのは、チームの一時的な低迷のあおりを受けたことが大きかった。日本をロシアW杯に導いた立役者のひとりながら、代表からも外れ始めている。ここが踏ん張りどころだろう。圧倒的なスピードと真面目で親しみやすい性格は、どこでも受け入れられるはずだ。


長谷部誠(フランクフルト)【6.0】

 一時はチャンピオンズリーグも狙える順位に立っていたフランクフルトだったが、終わってみれば8位。そしてチームをここまで強化したニコ・コバチ監督は、来季からバイエルンを指揮することになった。来季の苦戦は必至だろう。

 前半戦の長谷部は、膝に痛みを抱え、だましだまし試合に出ているような状態だったが、第18節からは一転してフル出場を続けていた。しかし、第31節ヘルタ・ベルリン戦で一発レッドカードとなり、残る3試合を出場停止となった。退場を命じられたシーンは、あからさまな肘打ち。たとえどんなことがあったにせよ、いただけないプレーだった。