2018.04.05

CL4強ほぼ確実のレアル、バルサ。
大勝の陰に「落とし穴」はないか

  • 杉山茂樹●文 text by Sugiyama Shigeki 中島大介●写真 photo by Nakashima Daisuke

 だが、耐えている間にC・ロナウドの超スーパーゴールが決まり2-0に。その直後、パウロ・ディバラが退場するという試合展開に恵まれた感なきにしもあらず、だ。

 後半30分、ジネディーヌ・ジダン監督はマルコ・アセンシオと交代でイスコをベンチに下げ、同時に布陣を4-3-3に変更したが、こちらの方が穴はできにくい。

 とはいえ開始3分、C・ロナウドの先制点は、そのイスコが左の深い位置から折り返したボールを流し込んだものだった。2トップ下の位置から左サイドに流れ、そこでテクニックを発揮した、まさにイスコなしには語れないゴールだった。

 再現性が高いのはどちらか。確率論の問題になるが、4-3-3でいくのか4-3-1-2でいくのか。これは意外に大きな問題だ。

 一方のバルサは、国内リーグで失点が少なく、守備は安定したと言われるが、CLの準決勝以降ではどうなのか。

 ネイマールの穴は埋まっていない。彼を欠いたことで2トップのサッカーに変わり、攻撃の破壊力は魅力とともに低下している。優勝しそうなイメージが湧いてこないのだ。より改善の可能性が高いのはレアル・マドリードと見る。

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