ポーランド人記者「我々はポット1。
日本に負ける姿は想像できない」

  • 栗原正夫●文 text by Kurihara Masao photo by AFP/AFLO

――日本代表の印象を聞かせてください。

「正直、まったくわからないんだ。昨年ポーランドリーグでプレーしていた松井大輔(横浜FC/2013年にレヒア・グダニスク、2017年に2部オードラ・オポーレに所属)のことは知っている。彼だけが私と日本サッカーをつなぐ唯一の要素だ。

 もちろん、本田圭佑ら何人かの選手についての記憶はあるが、実際に私自身がこの目で日本代表を見たのは2002年のワールドカップのときだから、もう15年以上も前になる。そのときは、小さいけどスピードのある選手がいて、最後まで闘い続けていたチームだという印象がある。スター選手が揃っているのではなくて、常に全員が走り続ける。欧州のチームとはスタイルが異なり、警戒が必要なチームだと思ったよ」

――日本戦に何を期待しますか?

「もちろん勝利だ。他の選択肢はない。日本戦は絶対に勝たなければいけないし、ポーランドサポーター全員がそれを期待している。ポーランドにはレバンドフスキはいるが、スター軍団ではない。1人のスター選手でチームができているわけじゃないというところは、日本とも同じではないか。

 チームとしての日本については、3月、5月の代表戦をチェックするつもりだ。大事なのは過去じゃなく未来だしね。そうは言っても日本はポット4、ポーランドはポット1。この事実には何らかの意味があるはずで、日本に負けることは想像できない」

――グループHからはどこが通過すると思いますか?

2 / 5

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る