2018.02.24

南野拓実「自分もピッチに立つ資格はある」。
EL16強の決戦に出られず無念

  • 山口裕平●文 text by Yamaguchi Yuhei photo by Kyodo News/Getty Images

 ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦でレアル・ソシエダ(スペイン)と対戦したザルツブルク(オーストリア)はホームでの第2戦を2-1で制し、2戦合計4-3で4年ぶりのベスト16進出を決めた。

 第1戦では途中出場し、終了間際に貴重な同点ゴールを決めた南野拓実だったが、第2戦は出場機会が訪れなかった。

「次のラウンドに進めたことはチームとして大事なことだと思うし、この大会が今の自分たちにとって一番重要な大会だと思うので、よかったと思います。出られなかったのは残念ですけど、リーグ戦もあるので切り替えて頑張っていこうと思います」

 試合後の南野はそう振り返った。

レアル・ソシエダを破りELベスト16に進出したザルツブルクの南野拓実 アウェーでの第1戦を2-2で終え、有利な立場で迎えた第2戦。ザルツブルクは1-1の引き分けでも勝ち抜けが決まる状況とあって、失点を避ける慎重な戦いが予想されたが、先制点を奪ったのはザルツブルクだった。

「前半からアグレッシブにいこうという話はしていました。だから立ち上がりに点が入ったのは大きくて、自分たちのやりたいことができたんじゃないかなと思います」(南野)

 その後、3バックと4バックを流動的に使い分けるレアル・ソシエダに同点ゴールを許すが、後半に2点目を奪って勝ち切った。

 南野にも出場の可能性がなかったわけではない。66分、空中戦で相手と競り合ったFWムナス・ダブールが腰を痛めてスタッフから治療を受けているたとき、ピッチ脇でアップをしていた南野がベンチに呼ばれた。