2018.01.02

プレミア前半、マンチェスター2強の明暗で
モウリーニョに危険な兆候

  • 井川洋一●文 text by Igawa Yoichi
  • photo by Getty Images

【岡崎のレスター、大ナタを振るってまたも再生】

 指揮官を交代させた6クラブのうち、効果が現れたのはレスター(クロード・ピュエル新監督)とエバートン(サム・アラダイス新監督)だ。どちらも政権交代の時点では降格圏に沈んでいたが、今はそれぞれ8位と9位につけている。

 ただし、岡崎慎司が所属するレスターの変貌には、既視感を覚えた人もいたのではないだろうか。昨季、前のシーズンに奇跡的な優勝を遂げたチームは極度のスランプに陥り、リーグ制覇の最大の功労者であるクラウディオ・ラニエリ監督の首を切った。

 そして、コーチから昇格したシェイクスピア前監督のもとで浮上し、12位でシーズンを終えている。ここ数年、激動のシーズンを送り続けるフォクシーズ(レスターの愛称。英語でキツネの意)は、またしても観ている者たちを”キツネにつままれた”ような気分にするのだろうか。

(後編につづく)

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