岡崎慎司、2ゴールの次戦にスタメン落ち。不可解な扱いへの心境は? (2ページ目)

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by AFLO

 すると、61分にMFのウィルフレッド・ヌディディが2枚目の警告で退場。ひとり少なくなったレスターは、さらに劣勢に陥る。こうした状況下で、岡崎に出番の声がかかった。77分にセントラルMFのビセンテ・イボーラとの交代で出場。4バックから3-2-1-3に替えたシステムのなかで、岡崎は「1」のトップ下としてプレーした。

 投入時に「(指示として)監督からは何も言われなかった」という背番号20は精力的に走り回ったが、数的不利の影響は大きく、試合展開を変えられない。逆にレスターは、陣形が前がかりになったところをカウンターで突かれ、さらに1ゴールを許して0-3の完敗を喫した。試合開始前の時点で18位の降格圏に沈んでいたクリスタル・パレスに敗れると、前半終了時よりも大きなブーイングがスタジアムに響きわたった。

 試合後の監督会見では、当然のように指揮官の采配――特に人選について質問が及んだ。

「前節のサウサンプトン戦から3選手(外れたのは岡崎、DFクリスティアン・フックス、MFアンディ・キング)を入れ替えました。今回、先発で起用しなかった選手には、前節で2ゴールを奪ったシンジ・オカザキも含まれています。監督の考えを聞かせてください」

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