岡崎慎司が吉田麻也との駆け引きに勝った2点目。その詳細を2人が語る (5ページ目)

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by AFLO

 DFクリスティアン・フックスやMFマーク・オルブライトン、そしてバーディーと、岡崎のほしい場所にクロスボールを供給する選手は増えてきた。そして、「やっと自分のよさを出せた」という自画自賛の形で、岡崎はネットを揺らした。

 しかも、プレミアリーグではキャリア初となる1試合2ゴール。リーグ戦での得点数を6に伸ばし、2015−2016シーズンの5点を抜き、プレミアでのシーズン最多ゴールを更新した。岡崎を先発とベンチで交互に起用するクロード・ピュエル監督にも絶好のアピールとなった。

 岡崎にとって大きな転機になる――。そんな予感を抱かせるサウサンプトン戦だった。

◆香川真司とレバンドフスキ、2人の7年後を分けたもの>>>

◆福田正博が予想。ロシアW杯「日本のH組以外」で番狂わせがあるのは?>>>

■海外サッカー 記事一覧>>

5 / 5

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る