2017.11.30

久保裕也、超ド級のスーパー復活弾。
それを日本代表でもやってくれ!

  • 中田徹●取材・文 text by Nakata Toru
  • photo Getty Images

 さらにベルギー人記者が「これで今季5ゴール目。チーム内の得点王になったけれど、昨季の11ゴール以上を狙う?」と尋ねると、久保はひと言、「もちろん!」。復活を強烈に印象づける夜となった。

 今季が開幕してしばらく経ったころ、現地で出会ったベルギー人に「僕はゲントの久保裕也を見るために、この街に来たんだ」と言うと、こんな答えが返ってきた。

「久保はうまい選手だよね。彼が1月に決めたクラブ・ブルージュ戦のフリーキックは本当に美しかったよ。ゲントでの1シーズン目、久保は絶好調だった。だけど、どんな選手にとっても2年目は難しい。久保も今、苦しんでいるよね」

 ヤングボーイズ(スイス)からゲントへの移籍が発表された4日後の1月29日。デビューマッチでフリーキックを任された久保は完全アウェーのなか、鮮やかな弾道で壁越しにゴールを決めて「寿司ボンバー」の称号を得た。さらに3月12日のワースラント=ベフェレン戦では、長距離ドリブルから4人抜きで伝説的なゴールも記録する。久保は移籍後わずか半シーズンで11ゴールを奪い、ベルギーリーグにセンセーションを巻き起こした。