香川真司、まさかの代表落選について率直に語ったコメント「ほぼ全文」 (4ページ目)

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko photo by Getty Images

「僕はまだここで結果を残し続けるだけです。その自信は十分に感じているので。ワールドカップを見据えるしかないし、次のテストマッチが3月なので、そこに向けるしかない。今この段階でどこまでやれるのか、おそらく監督はベストを選んだんですよね? それでどこまでできるか、本当に試されると思うので、それはすごく楽しみですけど」

 不調時でも日本代表に召集され続けたことが、香川の自信となってきたことは確かだ。

「そこ(常に呼ばれること)に信頼を感じていましたし、悪い中でも自分を必要としてくれる。自分自身も代表に対してどんな状況であれ誇りを感じていますので、状態が悪くても、やはり呼ばれることに対する責任は全うしてきたつもりです。あとは監督が判断するだけです。

 僕たち(日本代表)はやっぱりヨーロッパの代表チームと違って、まだまだ戦力的にもヨーロッパの上のクラブでやっている選手もいないですし、やっていても試合に出続けるという保証はない。そこで代表に呼ばれることは、やはりひとつの誇りだったので。それは薄れることはないし、僕自身の目標が消えることはない。次の、もう1回しかないですが(来年3月に行なわれる親善試合は最後のメンバーテストだと考えられる)、僕はしっかりとそこに照準を合わせて、やり続けていくだけなのかな、と」

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