決定機で外し、悔しがる岡崎慎司。代表ウィークは「休養」でリセット (3ページ目)

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by Nikkan sports/AFLO

 岡崎にとっては、9月28日に日本代表メンバーが発表された直後の試合だった。ご存知のとおり、親善試合・ニュージーランド戦(10月6日/豊田スタジアム)とハイチ戦(10月10日/日産スタジアム)のメンバーから岡崎は外れた。今季イングランドで4ゴールを記録し、コンディションも調子も良好。だが、「あまり試合に出ていなかった選手に機会を与えたい」(ヴァイッド・ハリルホジッチ監督)との言葉どおり、若手FWの起用を優先するために岡崎の招集は見送られたのだろう。

 本人としては、10月の代表ウィークを休養にあてて、英気を養うという。

「代表の定義というか、必要とされていれば行きます。でも、海外で長くやっていて、必要とされたときに呼ばれるのが自分としては一番うれしいことなんで。呼ばれなければ、こっちで休みます。(今回は)休むっていうスタンスなんですけど、選手を試すという意味では、自分はそこまで必要ではない、とされていると思うんで。

 ただ、ワールドカップで必要な選手が最終的に必要となるわけで、それは(日本代表でも、海外でも、Jリーグでも)どこで活躍しても必要な選手が必ず呼ばれると思う。だから、その分だけがんばるだけですね」

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