岡崎慎司、連続スタメン落ち。バーディーの相棒に選ばれるためには... (4ページ目)

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by AFLO

 岡崎の起用で試合の流れはレスターに傾いたが、追加点を奪えずハダースフィールド戦は1−1のドローで終えた。投入時には「もう点を決めるだけ。チャンスだと思った」と気持ちを奮い立たせていただけに、岡崎のゴールでチームの勝利を呼び込めたら最高のシナリオとなったが、それは叶わなかった。

「やっぱり、最後の局面でのクオリティがまだ足りないと思う。縦にパスが入って足もとで受けたときに、まだミスがあるなと思う。そこってやっぱり重要じゃないですか。

 ただ、コンディションも調子もいい。監督ともいろいろと話をした。自分は試合に出たいけど、監督が他の選手を使いたいこともわかっている。その部分は納得せざるを得ない。だけど、今の調子のよさを捨てたくない。だから、なんとかゴールを獲って、維持したい。(ゴールは)今日でもよかったし、次のカップ戦でもいい。点がほしいですね」

 レスターの次戦は9月19日に行なわれるリバプールとのリーグカップ。そして、23日にふたたびリバプールとの国内リーグ戦が控えている。岡崎はどちらかの試合で先発することになるだろう。

 このビッグマッチでゴールやアシストという目に見える結果を残し、定位置確保に向けてアピールしたいところである。

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