「スタメンで出たかった」。大迫勇也の初ELアーセナル戦は16分で幕 (2ページ目)

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by AFLO

 しかし、すぐに大迫は視線を今後の戦いに向けた。ケルンはリーグ戦で開幕3連敗中。「正直、ヨーロッパリーグどころじゃないという考えがちょっとあります。リーグ戦のほうがほんと大事」と危機感を募らせる。

「まだ戦い方が定まっていない感じがある。監督もつらくなっている感じがする。そのなかでしっかりと、選手の僕らは結果を出さないといけない。次の試合が大事。ドルトムントとのアウェー戦が大事になると思う。アウェーで勝ち点を取れるようにしたいです。チーム全員でやるべきことをやらないと。

 チームがうまくいっていない理由は、失点するタイミングが悪い、ということがあると思います。やっぱり、前の2試合とも悪い時間帯で失点している。うまく攻めているんだけど、そこで失点して流れが悪くなるパターンが続いているので。そこをもうちょっと改善したいですね」

 大半の時間をピッチの外から眺めていたアーセナル戦については、「(アーセナルは)ひとりひとりがすごく自信を持ってプレーしているなと思いました。やっぱり前の3人(オリビエ・ジルー、アレクシス・サンチェス、テオ・ウォルコット)は能力がすごく高い」と感じたという。

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